Tiny Fireflies, Very Truly YoursのKristine Capuaによるソロ・プロジェクトの新作2ndアルバムがfastcut recordsとShelflife Records (USA) のタッグでLPリリース!
Lisle MitnikとのユニットTiny Firefliesやインディー・ポップ・バンドVery Truly Yoursでも活躍する、USポートランド在住のKristine Capuaによるソロ・プロジェクト、Tiny Microphone。
Tiny Microphoneとしての作品のリリースは2008年にBest Kept Secretからカセットテープでリリースした『Home』以来、実に15年ぶりとなる新作2ndアルバム『Other Cities』。
”Reflection(振り返り)”がアルバム共通のテーマとなっており、時間の経過と私たちが行った選択、あるいは行わなかった選択について触れています。
Lisle Mitnikと共に活動していたTiny Firefliesでは主にシンセサイザーを演奏していたが、その活動中からギターを手にする理由を探していました。
「もし、曲作りやサウンドにプレッシャーがなかったら、どんな音楽を作るだろう」という気持ちで曲作りに取り組むことにしたのです。
本作では、彼女が幼い頃に聴いていたノスタルジックなジャングリー・ポップのスタイルに立ち返って制作しました。
アルバムの制作前にバンドから離れシカゴから、ポートランドへ移住したことも本作には大きく関係しています。
The TydeやBeachwood Sparksのような微睡みのトラッド・フォーク調のA1「Back Then」で幕開け、初期のカーディガンズのようなピュアなアコースティック・ポップのA2「Sound Advice」、先行シングルとなった別れた人を想った、切なさで溢れる歌詞もぐっとくる名曲A4「Holiday」、Ladybug TransisterのGary Olsonをゲストに招いた温かくノスタルジックなギター・ポップA5「Stranger」は成功を追い求めるあまり、自分らしさを手放すという意味が歌詞にこめられている。
仄かなエレクトロ風味のイントロと泣けるギター・フレーズに導かれるバラードB1「Lightning a Fire」、盟友Lisle Mitnikが参加するスウェーデンのAlpaca Sportsも彷彿とさせるキャッチーなインディー・ポップB4「The Lake」、アルバムを締めくくるB5「I Exist」は、何層にも重なる複雑なハーモニーで孤独の実感を歌っています。アルバムを通して悲しみをテーマにしつつも、その後の満足感や希望も示唆する内容となっている。
確かなソングライティングで1stアルバム以上のエバーグリーンな輝きを放つ、2020年代を代表するようなインディー・ポップ傑作アルバム。
ライブ・メンバーでもあるChad Clarkによる美しいジャケットや歌詞インサートも素晴らしい仕上がり。
for Fans of… Alpaca Sports, Belle and Sebastian, Camera Obscura, Club 8, Idha, Ivy, The Radio Dept., Red Sleeping Beauty, Shoestrings, Tiny Fireflies, Very Truly Yours etc…
TRACKLIST
A1. Back Then
A2. Sound Advice
A3. Night
A4. Holiday
A5. Stranger (feat. Gary Olson)
B1. Lighting a Fire
B2. Haunted
B3. Other Cities
B4. The Lake
B5. I Exist
(レーベル紹介文より)